牛乳はだれのためのもの?注目のプラントベースミルクをご紹介

2023.1.6

牛乳を飲んだら骨が強くなると思っている方はいらっしゃいませんか?実は、多く摂ることによって骨折のリスクが高くなることが知られてきています。不調を感じてしまう方、たくさん飲んでしまうという方もいるのではないでしょうか?

今回は、牛乳はだれのためのものなのか、乳製品がやめられない理由、牛乳の代替食品についてご紹介していきます。

牛乳はだれのためのもの?

牛乳はもともと牛の赤ちゃんのためのもの。哺乳類の母乳は赤ちゃんを早く成長させるものです。ヒトや牛は、成長後は母乳を飲みませんね。

その理由は、成長後は「乳糖不耐症」になるためです。85%が乳糖不耐症といわれています。

乳糖は、ヒトや牛などの哺乳類に存在する糖質になります。ガラクトースとグルコースで作られ、母乳を摂取することがない大人は乳糖を分解する酵素が乳児期の1/10になることがわかっています。

そのため、乳糖が消化できずに不調を起こします。

また、牛乳は飽和脂肪酸やコレステロール、カゼインなど様々な病気の原因になる成分も含んでいます。

乳製品をやめられない理由

乳製品をやめられないという方もいるのではないでしょうか?

実は、乳製品には麻薬のようなヒトをいい気分にさせる「カソモルフィン」という物質を含んでいます。赤ちゃんが母乳を好きになるためにあるといわれています。

 乳製品はカルシウムを摂るために飲む・食べる人が多いのですが、植物性食品でもカルシウムを摂取することができます。(詳細は次回のJOURNALをチェック!)

食生活を大きく変えるのは、難しいですが少しずつ体にやさしいものに変えていけるといいのではないでしょうか。

注目のプラントベースミルク

最近では、日本でもプラントベースのミルクをスーパーやコンビニで購入することができ、味もおいしく、続けられるものが増えてきています。

牛乳の代わりに飲んだり、コーヒーやスープ・シチューに加えるのにおすすめのプラントベースミルクをご紹介します。

豆乳

大豆が原料。カルシウムは牛乳の1/10と少ないが、たんぱく質や鉄分などは牛乳よりも多い。鉄分は牛乳の60倍。 

アーモンドドリンク

原材料は有機アーモンド。アーモンドの風味豊かな味わい。 

ブラウンライスドリンク

有機玄米がで作られたライスドリンク。有機玄米の甘さがさっぱりとした味わい。

 オーツドリンク

有機オーツ麦で作られたもの。スッキリとした甘味とコクが特徴。

 

  牛乳 無調整豆乳 有機アーモンド
ドリンク(Bridge)
有機ブラウンライス
ドリンク(Bridge)
オーツミルク

(Bridge)

エネルギー 256 183 38 61 54
たんぱく質 3.3 3.6 1.5 0.5 0.7
脂質 3.8 2.0 3.2 1.4 1.9
糖質 4.7 1.0 0.8 12.2

(炭水化物)

8
カルシウム  110 15      
0.02 1.2      

 

日々のセレクトを体にやさしいものに変えてみよう

WELLERでは体への負担や影響を考えて、動物性の乳製品を使用せずにオリジナルの商品を開発しています。

例えばカフェラテでは、有機玄米のライスドリンクを使用。さらりとした飲み心地でお米のやさしい甘さを感じられます。また、人気のコールスローサラダやサンドイッチも豆乳マヨネーズを使って食べ応えのある仕上がりになっています。

とてもおいしいので、ぜひお試しください。

次回のJOURNALは、気になる植物性食品からのカルシウム補給についてになります。